創価芸術展の淵源

1990年(平成2年)6月3日、関西創価小学校の第6回児童ドリームフェスティバルに出席した創立者・池田大作先生は、児童の絵画を鑑賞し、創価一貫教育の芸術展を開催してはどうかと、ご提案されました。

これを受けて、同年11月に、第1回創価芸術展が、創価女子短期大学の白鳥体育館で盛大に開催されました。そこで、創価大学、創価女子短期大学、東京・関西創価学園(小・中・高)、札幌創価幼稚園における、学生・生徒・児童・園児の作品が、賑やかに展示されました。部門は絵画・工芸・書道・写真・華道の多岐にわたっています。

第1回展の際、創立者より「素晴らしい。大学(創価大学)だけではもったいない。巡回展をやろう。時代は絵画とか文化を目指している」「上手だ、素質がある。世界へ持って行こう。良いことをやりました。来年もやろう」とのご提案を頂き、創価一貫教育による初の芸術展がここに始まりました。

本展の様子

本展の様子(2025年10月)

海外展

1998年12月、創価芸術展として初の海外交流展が、韓国・済州大学にて開催されました。地元の5千人を超える市民の方々がこの交流展に訪れ、地元の多くの新聞・テレビ・ラジオでも大きく報道されました。

海外展の様子

第36回 創価芸術展 開幕式

創価芸術展の歴史

創価芸術展の歩みをご紹介いたします。

1990(平成2)年
6月

創立者が創価一貫教育の芸術展をご提案される。

11月

創価大学創立20周年記念の行事として、第1回創価芸術展が短大・白鳥体育館で開催され、創立者がご来場。

「すばらしい。大学だけではもったいない。巡回展をやろう。時代は絵画とか文化をめざしている。上手だ。素質がある。世界に持っていこう。いい事をやりました。来年もやろう。」

創価大学と学術交流協定を結ぶ、北京大学、復旦大学、武漢大学、香港中文大学の教職員・学生の作品も特別展示。本展の来場者数が7万5千人を超える。

1991(平成3)年
11月

第2回創価芸術展に創立者がご来場。

「良い展覧会だ。来年もやろう。海外に良い作品を送ったらどうか。」「東洋一の講堂の品格をより高める展示にしてもらいたい。」

池田記念講堂で初の開催。海外展をご提案される。書道部に「人格即書道」との御揮毫をいただく。

1992(平成4)年
11月

第3回創価芸術展に創立者がご来場。

「学生はお金がないから、良い作品ができるんだ。ともかく、生きているうちに、何か意義のあることをすべきだ。」「今までのような形で満足するのではなく、常に新しいものを生み出していくんだ。」「芸術を愛する心が、そのまま平和運動につながる。」

香港創価幼稚園からの作品が初展示。

1993(平成5)年
11月

第4回創価芸術展に創立者がご来場。シンガポール創価幼稚園からの作品が初展示。ブラスナーご夫妻が4階美術展示をご覧になる。

1994(平成6)年
11月

第5回創価芸術展に創立者がご来場。

「年々上手になるね。」芳名録に「創価文化の建設に感謝」とご揮毫していただく。

1996(平成8)年
11月

第7回創価芸術展に創立者がご来場。

「本当に上手だ。日本中、世界中の人に見せてあげたい。」

1997(平成9)年
10月

第8回創価芸術展に創立者がご来場。

1998(平成10)年
10月

第9回創価芸術展に創立者がご来場。

「上手だね!素晴らしいね!」

12月

海外交流展 韓国・済州島にて開催。「韓日友好の新時代を拓く世紀の催し」との評価を得る。

1999(平成11)年
11月

第10回創価芸術展に創立者がご来場。

「上手だね。素晴らしいね。多くの人に見てもらいたいね。」

韓国済州大学、慶熙学園から初の友情出品。(以降、数回にわたって出品)

2000(平成12)年
11月

第11回創価芸術展に創立者が米国ウェルズリー大学・カザンジン宗教・精神生活学部長ら来賓と共にご来場。弘益大学から初の友情出品。

2001(平成13)年
4月

第2回海外展が香港の創価幼稚園で開催される。

2004(平成16)年
10月

第15回創価芸術展でアメリカ創価大学からの作品が初展示。

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